展示する際の傾向と対策の話をよく耳にする。
傾向と対策を調べ上げるのは、とても有意義だが、それはあくまでもアフターワークとしての楽しみであり、作家自身はあまり、傾向に頼る必要はない。
作品はやっぱり自分が「これが面白い」というところ、手放さずに最後まで突き詰めた方がいい。
次にオリジナル志向のスパイラルにはまる人も多い。
圧倒的なオリジナリティが必要じゃなくて“新しい感じ”ぐらいが正解な感じがする。
最初は誰かの真似から始め、そこに少しずつオリジナリティーを足していくぐらいがちょうどいい。
そして、オリジナルらしきものが見えたら、それをしっかり掴み、離さないことだ。
そして、そこからさらに熱量とかキャラクターの魅力とかをプラスしていけばいい。
話は回り道をしたが、要するに傾向と対策はあまり役に立たない。
御苗場ディレクター鈴木重美
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