2015年1月7日水曜日

傾向と対策

展示する際の傾向と対策の話をよく耳にする。

傾向と対策を調べ上げるのは、とても有意義だが、それはあくまでもアフターワークとしての楽しみであり、作家自身はあまり、傾向に頼る必要はない。


作品はやっぱり自分が「これが面白い」というところ、手放さずに最後まで突き詰めた方がいい。
次にオリジナル志向のスパイラルにはまる人も多い。

圧倒的なオリジナリティが必要じゃなくて新しい感じぐらいが正解な感じがする。
最初は誰かの真似から始め、そこに少しずつオリジナリティーを足していくぐらいがちょうどいい。
そして、オリジナルらしきものが見えたら、それをしっかり掴み、離さないことだ。

そして、そこからさらに熱量とかキャラクターの魅力とかをプラスしていけばいい。

話は回り道をしたが、要するに傾向と対策はあまり役に立たない。


御苗場ディレクター鈴木重美

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